リフォーム業者

いま、福岡では古い建物をリフォームした物件が人気を集めている。 福岡には多くの大学や専門学校、また、企業も多く進出しているため、住まいへの需要は高い。しかし、新築物件ばかりを増やせばコストがかかりすぎる。 今ある建物を上手にリフォームすることで、需要と供給のミスマッチを防ぎ、入居者の満足度も大いに上がっている。 ただ、注意すべき点がある。以前までのリフォームの考えは、基本的に「きれいにする」という点に重きが置かれていた。しかし、今のリフォームの考えは少し違う。 古い部分も「味」として残したい、業者には極力手を入れてもらわず自分たちでリノベーションしたい、といった要望が増えているのだ。 こういった声を聞き逃すと、せっかくのベストマッチが成り立たなくなる。 まずきれいにリフォームしてから客に見せようという考えは危険だ。古いまま、まずは見てもらってから客の要望に合ったリフォーム計画を立てるのがのぞましい。

福岡には、勢いのある企業やアジアからの企業も多く、新しい感性が必要とされている。そういった背景から、若い建築家などが斬新なリフォームを提案している例が多くある。 中には、個人事務所でありながら、個性的な物件を手がけている例や、ネット通販会社と提携して古い物件に価値を付加させようというプロジェクトもある。 震災以降、九州に住みたいと移住してくる人も増え続けている現状の中で、特に人気の高い福岡では、住まいの確保は大きな課題だ。 情報をできるだけ集約し、客のニーズに細かく応え、選択肢を増やしていくことで、貸し主と借り主の双方が納得できる仕組みができてくる。 個人の建築家も不動産業界も、垣根を越えたところに成功のカギはある。